『暮らしに鍼灸を』をモットーに、微力ではありますが鍼灸治療の認知度向上・受療率向上をめざしている早川鍼灸院ひととき院長の早川耕二です。(一般社団法人 日本整形内科学研究会 準会員)
地域の代替医療の一翼を担うべく、主にファシア由来の疼痛症候群(FPS=Fascial Pain Syndrome)やトリガーポイントなどの理論を学びながら、《慢性疼痛》や《運動器(筋・骨格)系疾患》に対する施術を中心とした鍼灸治療に様々な整体法をおりまぜて日々の臨床に励んでいます。なので当院は鍼灸が大好きな方から苦手な方まで老若男女問わず幅広い層の方々にご利用いただいております。
得意とする分野はいわゆる運動器系疾患ですが、医療機関で「自律神経の乱れかもしれない」と言われるような症状であっても、その原因が皮下組織や筋膜などの線維性結合組織〔=fascia(ファシア)〕の異常で起こる症状であれば対応できるものもございます。
当院では初回はもちろんですが、二度目・三度目以降の施術の際にもある程度の時間を使って丁寧な聞き取りや動作分析などの評価を行います。それには二つの大切な理由があります。
一つ目は痛みや不快な症状の『発痛源(=症状の引き金となる部位(※1))』をより正確に絞り込み、最小限の施術で最大限の効果を得るためです。
二つ目は施術の効果(内容)を常に検証し、より効果の得られやすい施術を提供するためです。わずらわしく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、最終的には通院(施術)の回数が少なくて済みますし、施術による疲労も最小限で済むことにもなります。
施術を受けられる目的は人それぞれで程度も様々ですが、ご要望等ございましたら遠慮なくお申し出ください。できるだけご要望に沿えるよう努力いたしますが、こちらもできないことは「できません」と申し上げますのでその際はご了承ください。ご自身に合ったちょうどいい施術をご一緒に模索していきましょう。
(※1):痛みやシビレなどの症状を引き起こす部位は必ず体のどこかにあるので、それを様々な評価方法で探し出し、皮下組織や筋膜等の線維性結合組織(fascia)に施術いたします。それは当然必要ですが、さらに突き詰めると「そもそもなぜその体の部位が悪い状態に陥るのか?」という問題に突き当たります。当院ではその点を最も重視しており、いわゆる根本治療とは症状が出る原因を突き止めて、その原因を改善していくことだと考えています。
とりあえず症状がとれればそれで良いという人もいらっしゃいますし、それはそれで一つの生き方・考え方なのでその人の自由ですが、場合によっては施術と同時進行で症状が出る大本の原因を改善していく方法をとらないと同じ症状を繰り返す(もしくはなかなか解消されない)ということもございます。
その原因ですが、ひとつには意外と意識されないものとして《姿勢》があげられます。これはつまり「体の使い方」や“癖”と置き換えてもいいくらい日常的で身近な問題です。もし普段取っている《姿勢》が今の“症状”の原因だとしたらどうでしょうか?そのまま続けますか?改善しようと思いますか?これはその人自身が選択できることで、広い意味で生き方・考え方そのものと言えます。
ちょっと視点を変えてみると、今ある“症状”とは今までの自身の選択(生き方・考え方・行動)の結果とも考えられます。
“症状”を厄介なものと捉えるのではなく、自分の体からの何らかのサインとして捉え、それまでの選択を見つめなおすキッカケにしていただければと思います。(→【はりきゅう四方山話】もご参照ください。)
は り師免許第154692号(*)
きゅう師免許第154424号(*)